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この仕事にかける熱い思い

セキュリティハウス福井 代表者 林 茂博

林社長が「防犯・セキュリティ」の仕事をしようと考えられたのは             どういう理由からですか?

セキュリティハウス福井 代表取締役 林 茂博

知り合いの設計会社が竹中エンジニアリング株式会社の当時の事業部長と親しかったことから紹介していただき防犯機器というものを知ったのが「防犯」に携わることになったきっかけです。

自分の弱電工事の技術を活かすことができることと防犯システムというのが今後成長するのではないかと考え、本格的に取り扱うことにしました。

昭和56年より開業していましたが、昭和57年8月に法人化して株式会社セキュリティ・ジャパンを設立し、竹中エンジニアリング株式会社が展開する代理店制度である「パルニックス専門店」に参加しました。

セキュリティハウスに加盟された理由は?

竹中エンジニアリング株式会社が昭和59年1月より「セキュリティハウス」という統一の屋号での全国ネットワークを展開するという構想を聞き、「スケールメリットを活かし1社ではできないことをする」という面に共感し加盟することを決定しました。60年9月に株式会社セキュリティハウス福井を設立しました。

創業当時 かなり苦労をされたと思いますが、どんな感じでしたか?

まだまだ当時は「鍵もかけない」という家がほとんどで、「セキュリティ」という言葉を言っても聞き返されることが多く、なかなか売れませんでした。
それでも弱電の施工力には自信がありましたので警備会社の下請工事や大手電機会社の下請工事などの仕事は徐々に増えていきました。
地元の福井県警からの要請での防犯啓蒙活動を行ったり、代理店経由でのだるまや西武での展示会等行ったりしながら、泥棒に入られた被害の方や店舗、事業所などでお問い合わせが入り始めました。

又、三菱電機からの仕事を受注することができました。三菱電機の仕事は大きな物件が多く、自分の施工技術を買っていただいているというのは非常に励みにもなりました。
防犯カメラなどの大口案件の仕事もさせていただきました。
地元の福井県警本部の建物の設備も任せていただき、既に2回リニューアルをさせていただいています。

社長が「防犯」の仕事をする上で、一番大切にされているのはどういう点でしょうか?

「犯罪の被害にいかに遭わないようにするか」ということです。総合防犯設備士の資格を持っていますので特に自分の設計した防犯システムで被害に遭ってしまったというのは絶対に避けたいと強く考えています。
「犯罪を未然に防ぐために」二重警戒、二重威嚇。抑止力の強い防犯システムを提供していきたいと考えています。

今年で40年防犯を一筋にやってきていますので防犯のプロとして恥ずかしくないシステムを提案し、リニューアルの時にも声をかけていただけるようにと思っています。

会社で常に社員に指示していることはどういう点でしょうか?

セキュリティハウス福井 

「人に誠実に」そして「仕事は楽しく」ということです。
「人に誠実に仕事をする」、ということは当社のモットーです。
自分自身営業といったことはあまりしていませんがご紹介ばかりで仕事をずっとしてこれたのは、人を大切にしてきたからです。
設置いただいたお客様はもちろんのこと、ご紹介いただいた方、代理店の営業マン、下請工事会社さん、メーカーの営業マン・・・多くの人に支えていただいていますので、感謝の気持ちを忘れず、誠実に仕事をしていくということが大切だと言っています。

それと、「仕事を楽しんでしろ」ということです。
緊張したり苦労することもありますが達成感やお客様からの「つけてて良かったよ」といった感謝の言葉などこの防犯の仕事は非常にやりがいがあります。
そうしたやりがいを感じて「楽しく」仕事をして欲しいと考えています。

息子さんに期待されることはどういうことでしょうか?

セキュリティハウス福井 代表林茂博・林泰嗣

息子はセキュリティハウス岡山での修行から戻ってから、慣れない営業の仕事にも真面目にこつこつ取り組み、最近では受注件数も増えてきています。

「もう少し丸く、やわらかくなって欲しい」というのが要望です。又、なんでも自分でやろうと考えるところがあるので、「人をうまく使って仕事をする」ということを勉強して欲しいと思います。
大きな仕事ができるように一歩一歩成長して欲しいと思い見守っています。

これからセキュリティハウス福井としてどうしていきたいでしょうか?抱負を教えて下さい。

福井、北陸、という地域で地場にしっかり根付いた会社にしていければと考えています。
嬉しいことに息子が後を継いで一緒に働いてくれています。後継者に悩まれる経営者の方が多い中でそれは本当に嬉しいことです。
仕事ではお互いに真剣なためにぶつかることもありますが、「いい会社にしたい」「いい仕事をしたい」という気持ちの表れだと思っています。

又、全国組織であるセキュリティハウス・ネットワークの一員であることを活かして他のメンバーから色々な情報を受け取り経営に活用していきたいと考えています。

セキュリティハウス福井 林 泰嗣

セキュリティの仕事に入った経緯は?

セキュリティハウス福井 林 泰嗣

現在とは全く違う仕事(設計管理)を辞めてセキュリティハウス岡山で3年3カ月修行をしました。
防犯に関する知識はゼロ、経験も全くないところからのスタートでした。

最初は技術部に入り、先輩について現場を回りセキュリティシステムの取付工事・機器調整を行いました。
同社で大きな工場やビル、商業施設、病院、老人ホームなどの外周警備、防犯カメラ、
入退出管理、電気錠等色々なセキュリティシステムの物件の施工・調整を勉強することができました。
ドライバーも持ったことがない状態で始めましたので慣れるまでは覚えることも多く緊張の連続でした。
徐々に今度は自分が上になり後輩と一緒に仕事を任してもらえるようになりました。

最後の数か月、営業部に異動になり営業の仕事を行いました。
営業は初めてでしたのでとまどいながらも一生懸命防犯の必要性や商品説明をお客様に行いました。
その時にお客様に話をする難しさ、楽しさを痛感しました。

セキュリティハウス福井に入社したのが平成16年。
最初は父親の経営している会社だからという安易な気持ちで入社したのかもしれません。

防犯の仕事をする上で気をつけていることは?

セキュリティハウス福井 林泰嗣

これまで現場も数多く経験させていただき、営業にも積極的に取り組んできました。微力ながら防犯のプロとして地元福井の皆様に安心・安全をご案内させていただいております。
技術からスタートしていますので、どういう施工を行うのかといったことが提案時にもわかっていて
提案できるのが自分の強みだと感じています。

防犯の仕事に携わっている中で意識していることは、当然犯罪被害をなくしたいということですが、
私がお客様とお話させていただく中での強い思いは、『システムを導入したら終わりということではなく、そこからがお客様とのおつきあいのスタートだ。』ということです。

セキュリティレベルの高さ、利便性、毎日使うものなのでお客様の立場に立って本当に使いやすいシステムをご提案したい。
使用環境、家族構成が変わった際にもその都度対応をする。ただの機器売りではなく、
導入後もお客様と一緒に本当の安心・安全を求めていきたいと思っています。

具体的には「防犯力」を落とさずに「使用しやすい」「快適である」ということを
両立できるようなシステム構築をすることに拘っています。

例えば「防犯力」を重視すると全ての窓、全ての通路に侵入検知センサーを設置したり、
防犯監視カメラ、入退出管理システム等を設置すると安全ですが使い勝手は悪くなってしまいます。
防犯のプロとして防犯診断を行い侵入経路を想定して必要な場所、絶対に外せない場所に設置したり、
お客様の日常を思い浮かべて生活しやすいようにトータルで考えることで
使い勝手を良くしたり省力化・省エネにつながる提案ができます。
そういう他社にはできない防犯のプロとしての提案をしていきたいと思っています。

仕事のモットーは何ですか?

株式会社セキュリティハウス福井 林 泰嗣

「林 泰嗣の守るべき十ケ条」というのを作り、机の上に貼っています。なかなかできませんが見ては自分自身にできているか問いかけるようにしています。

●林 泰嗣の守るべき十ケ条

1. 大きな声であいさつ、返事をする。
2. 父親、母親を大切にする。
3. 相手に話が伝わるまで解り易く説明する。
4. 人を大切にする。(人があっての自分、会社)
5. 仕事、プライベート関係なく人が集まる魅力ある会社(人間)にする。
6. 関係さる人への感謝の気持ちを忘れない。
7. 営業売上は人についてくる。
8. 一人で目標を目指すのではなく、皆で目標に向かっていく。
9. 人を軽くみてまで利益、売上を追求しない。
10. 笑顔のあふれる明るい職場をつくる。

特にお勧めのセキュリティシステムは?

防犯力が強い犯罪を未然に防ぐことができる自主機械警備システムNEXTと遠隔監視システムi-NEXTの組み合わせたトータルセキュリティシステムが最もお勧めです。
iPadの画面を見ながら離れた場所から防犯状況を知るだけでなくリアルタイムの動画と音声で確認することができます。
営業を始めた当初は断られてばかりでしたが、最近はお客様が話を聞いていただけることが多くなっています。
お客様にお会いできるのが楽しみになってきました。

今後の抱負は?

父が創業したセキュリティハウス福井を自分がしっかり守っていきたいと考えています。
セキュリティハウス・ネットワークには同じような二代目が多くいて「セキュリティハウス次世代の会」というのを作っています。本音で色々な情報交換を行いながら着実にやっていきたいと思っています。

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