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パッシブセンサーの使い道

セキュリティシステムに欠かせないセンサーの一つがパッシブセンサー。

天井に付いている丸いセンサーで、熱の変化を検知します。

 

窓や扉につけるマグネットスイッチは、窓扉の開閉を検知するセンサーです。

ガラス破りの侵入手口では、クレッセント部分を割って腕を入れ、カギを回してサッシを開けます。

こんな場合にはマグネットスイッチが侵入を検知してくれます。

侵入者によっては、ガラスを丸ごとぶち破って、そのまま体ごと入ってくる奴らも。

そんな場合にはマグネットスイッチが機能しないので、二重警戒という意味でパッシブセンサーが必要になるんです

重要な役目を担うパッシブセンサーですが、一昔前のタイプはゴキブリや小動物の動きも検知。

泥棒と間違えて、誤報になってしまうこともしばしばありました。

今のセンサーは、ツインミラー方式というのを採用していて、小動物による誤報の発生を極力抑えることが出来ます(^o^)

セキュリティハウス福井でも多数納品をしていますが、ツインミラー方式のパッシブセンサーでは、これまでほぼ誤報の発生はありません

 

そんな信頼性の高いセンサーですが、ちょっと変わった使い方も。

グループホームで入居者の方が部屋から出そうになった時に、事務室でチャイムを鳴らしたい!

こんなご要望でした。

通常の使用方法では、先程の誤報発生を抑える設計になっておりますが、これではちょっとした動きを検知することが出来ません。

そこで役に立ったのが

微動検知機能

ディップスイッチ一つで設定変更が可能で、この機能を使うことでセンサーの検知感度を高めることが出来ます。

よく照明が自動点灯のトイレで、時間が長くなった時に、電気が消えたことありませんか?

ちょっと体を動かすと、再び電気が点灯します。

こんな場面で、ツインミラー方式を採用するとなかなか電気がつかなくてイライラしてしまいます。

肩をちょっと動かすだけで電気が付きますが、あんなイメージです。

同じセンサーでも使用方法や設置場所でいろんなことが出来ます。

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